「健康」って何だろう? ~ドイツで栄養アドバイザー~

ドイツで栄養学を学んだ筆者が、ホリスティックな視点から、食事・健康・心の関係について考察していきます。

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病院とこんなに違う-助産院で産むという事-in ドイツ



Geburtshaus
娘が生まれた助産院



エコで自然派の人の多いここドイツでも
病院以外の場所で産む人はわずか2%なのだそうです。

助産院での出産は
病院でのそれといろいろな部分が異なります。


助産院には医師はいないため
お産の手伝いをしてくれるのは助産婦さんのみです。

・・・ということは陣痛促進剤などの点滴・投薬・麻酔などの選択肢はなく
その他医療処置が必要になる場合には病院へ行く事になります。

また、私の出産した助産院には分娩台もありません
あるのは普通の家庭にあるようなベッド。
(水中出産用のバスタブもあります)

お産の日に自分のシーツやまくらカバー、タオルを持参するよう言われ驚きましたが
実際お産の時にはなんだか家にいるみたいで心地よいのです。

また、助産院では病院のように入院はせず
産んだらそのまま家へ帰ります。
(お産後2時間以上たってから)

さらに、胎盤もお持ち帰りなので
胎盤を入れる容器を持参します。
(アイスの大きな入れ物が丁度いいわよ、と言われたのでそうしました。
実際 胎盤は今も冷凍庫に保存中。しかもアイスの容器に入っているので紛らわしい!?)



私は田舎に住んでいるため
病院で産むとしても、自宅から30分はかかります。

助産院へは自宅から車で約20分
そこから病院へは約30分という位置関係。


定期健診を受けていた婦人科の先生には
「助産院で産むことにはあまり賛成できないわ。
もし大量出血などしたら1分をあらそうことだからね・・・」
と言われ、めげそうになったこともありますが
助産院での出産には、安全のために国から様々な条件・ルールが定められているのです。


私がお世話になった助産院では年間約40件の出産があるのみ。
4人の助産婦さんが24時間体制でシフトを組んでいます。


助産院でお産したいことを告げると
少なくとも3人の助産婦さんとは事前に会っておく必要があるとのこと。

お産のときには4人の助産婦さんのうち、2人で介助するため
こうしておけばお産の日に初対面ということを避けられる訳です。

事前に知り合っておくことは、ストレスの少ないお産のためにも
お互いにとってとても重要なことです。


まず最初に現在とこれまでの病歴などを聞く面会ということだったので
病歴を頭で整理してから向かいました。

けれども、当日聞かれた質問の内容に驚きました。
病歴はもちろん、一人目の出産の妊娠から出産までの経緯を事細かく説明し、
さらには

「妊娠してお腹の大きい自分の姿を受け入れられている?」
「ホルモンが変わって鬱状態になっていると感じることはある?」
「お産のとき一人目の子を面倒みてくれる人はいるの?」
「今住んでいる場所で交友関係を築いて満足して暮らせている?」
「経済的に不安だなと思うことはある?」

などなどなどなど、どれだけの事を聞かれたでしょうか。

全ては出産する私について少しでもよく知っておくという目的のために。

不安に思う事や、疑問点、希望する事、世間話まで、
結局2時間近く話し続けました。

せかされる事も、無意味な質問だと嫌な顔をされる事も全くありません

この面会で、私の気持ちはすっきりと心が晴れ渡りました。
産婦人科でも病院でも、こんなに時間をかけて親身に聞いてくれる事はありません。

一人目を病院で産み、次の時は自然に産みたいと望んでいた私。
(詳しくは「私が助産院を選んだ理由 その1 & その2」をどうぞ♪)

「・・・・絶対この人たちとここで産みたい!!!」

という想いでいっぱいになりました。


2回目の面会では、助産院で出来る事・出来ない事の説明を夫婦で受けます。

例えば、38週以降でなければ助産院で産む事はできない、
このような状態のときは病院へ行ってもらう、など
(例えば破水して羊水が緑色になってしまったとき、少しでも出血のある時など)
様々な条件の説明を受け、了承した上でしか助産院での出産を受け入れられないということです。

これは、一見閉鎖的に聞こえるかもしれませんが
このようなルールがあってこそ、医師のいない助産院での安全な出産をすることができるのです。



また、妊娠中の定期健診はエコー以外は
全て助産婦も行うことができます。

私も妊娠後期は助産婦さんに診察をお願いしました。

切迫早産で自宅安静のため、検診へ出かけられない私に
自宅まで来てくれる彼女たち。

はじめて助産婦さんとの検診の時、
助産婦Vさんは突然、とても優しい口調で

「Hallo~, ich fasse dich an~!!」(こんにちは~、あなたに触るよ~!)

と赤ちゃんに言ってからお腹に触り始めました。

ちなみに私の産婦人科の先生は、
一度もお腹に直接さわって診察することはありませんでした。
エコーで診るからその必要はないのでしょう。

また、4人の助産婦さんのうち3人は鍼をうつことができたので
腰痛や子宮収縮を抑えたり、出産準備のために鍼をしてもうこともしばしばでした。
もう1人はホメオパシーを得意としていました。

こうして4人の助産婦さん全員と事前に知り合い
あとはお産を待つのみとなりました。




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プロフィール

クルーファー 美保

Author:クルーファー 美保
こんにちは!
ドイツにて栄養アドバイザーをしています。
~体の中では何が起こってるの?~
~では、どうやって自分の体と付き合っていけばいいの?~

自身の不調・疾病を通して、「病」「体」「心」を知るにはホリスティックな視点を持つ事が大切だと気付き、日々学んでいます。

Holistic Health Germany 取締役
Benedict Verum Japan 代表
ドイツParacelsus認定 ホリスティック栄養アドバイザー
米国催眠療法協会認定 ヒプノセラピスト
レイキプラクティショナー
ドイツ在住。二児の母。

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